私は約2年前に障害者手帳を取得しました。
(正式には精神障害者保健福祉手帳です。)
当時を振り返ってみると、
何でこんなに手間がかかるんだよ。」
と思い、ストレスを感じていました。
だからこそ、これから申請する方が
少しでもスムーズに手帳を取得するために
この記事を書くことを決めました。
もくじ
申請の前に
申請の条件は以下の通りです。
「何らかの精神疾患により長期にわたり
日常生活や社会生活に制約があること。」
「その精神疾患での初診から
6ヶ月以上経っていること。」
この条件を満たしている方は、
以下の流れで取得に進みます。
申請の流れ
①必要書類を確認する。
住んでいる地域の役所が窓口になります。
地域によって名称が異なりますが、
障害福祉課や社会福祉課が担当です。
主な必要書類は以下の通りです。
①申請用紙(役所で受け取ります。)
②診断書(病院で受け取ります。)
③証明写真(サイズを確認しましょう。)
④身分証明証(免許証やマイナンバーカード)
これも地域によって異なるので
窓口でしっかり確認しましょう。
②医師に診断書を書いてもらう。
通院している心療内科や精神科の医師に
障害者手帳を申請したい旨を伝えます。
初診の病院でなくても大丈夫ですが、
継続して通院している病院の方が
症状を的確に書いてもらえると思います。
③必要書類を役所に提出する。
診断書は受け取りまでに
時間がかかることがあります。
(私は1週間程度でした。)
その間に証明写真や他の必要書類を
準備しておくことがおすすめです。
全てが揃ったら役所の窓口に
必要書類を提出します。
④役所に取りに行く。
申請から2〜4ヶ月ほどで
役所から発行の通知がきます。
私は3ヶ月ほどで通知が来ましたが
地域によってだいぶ差があるようです。
通知がきたら役所で本人確認をして
受け取ることができます。
⑤更新する。(おまけです。)
2年ごとに更新が必要になります。
更新の通知が更新の2ヶ月前くらいに届くので、
再び医師に診断書を書いてもらいます。
その時の症状によっては等級が変わることもあります。
私は3級→2級に変わりました。
症状として自覚するほど
重くなった感じはしませんが、
前回と違う病院に通っていたので
医師の診断書が変わったようです。
最後に
取得までに手間と時間はかかりますが、
「診断のハードルが意外と低かった。」
と思いました。
名前が「障害者手帳」なので、
何だか持つことに抵抗もあったし、
自分の症状で取得できるのかな?
と葛藤や疑問がありました。
それでも手帳のことを
公にするかは自分次第だし、
手帳を取得できるか否かは
医師の診断次第なので、
申請することを決めました。
障害者手帳を取得してみて感じた
メリットは以下の記事でまとめているので
申請に迷っている方は是非ご覧ください。
「障害者手帳のメリット7選」