ASD(アスペルガー)

白黒思考のはなし

この記事はこんな方に向けて書きました!

「人間関係が上手くいかない。」
「完璧主義で疲れる。」
「自分に厳しすぎる。」

こんな悩みを抱えている方は、
白黒思考の傾向があるかもしれません。

そんな方々に向けて、
白黒思考がどんな思考なのか?
白黒思考とどう向き合っていくか?
をまとめてみました。

1.白黒思考とは?

二分化思考や、0•100思考とも言われ、
物事を白か黒かの2択で考える思考です。

その間のどちらでも無い状況を考えられず、
極端な思考や行動になってしまいます。

ASD(アスペルガー)の人や完璧主義の人に
多くみられる思考と言われています。
(私はとてもこの思考が強いです…。)

この思考が強いと自分に厳しすぎたり、
人間関係が上手くいかなかったりして
うつ病になるリスクが高いと言われます。

2.白黒思考の具体例

人やものを好きor嫌いで判断する。
人を味方or敵で判断する。
人を自分より上or下で判断する。
物事の責任を自分or相手で判断する。
物事を勝ちor負けで判断する。
物事を賛成or反対で判断する。
物事を完璧にやるorやらない

3.白黒思考の対策

自身が白黒思考になりがちなことを
自覚する」のが対策の第一歩です。

自覚するとふと白黒思考になった際に
一旦俯瞰でその思考を捉えられて、
白と黒の間の部分に目を向けられます。

白黒思考は感情の影響が大きいので、
そう判断するに至った経緯や原因を
振り返ってみるのもおすすめです。

私は頭の中で考えていると、
感情に左右されやすいので
一旦紙やスマホのメモに書き出して
思考を客観視するようにしています。

ABOUT ME
ちとし
発達障害(ASD)歴30年。 精神疾患(うつ病、双極性障害)歴7年。 IT専門の就労移行支援に通所中。 似た境遇の方の生きづらさを和らげるヒントを発信してます。