この記事はこんな方に向けて書きました!
利用者の声を聞きたい。
メリットを知りたい。
私はこの記事を書いている現在(2023年6月)
就労移行に通所して3ヶ月が経ちました。
利用を開始する前の私は
仕事を始めては辞めてを繰り返し、
就労継続支援は受け入れられず、
1年ほど引きこもっていました。
そんな中、就労移行支援の存在を知り
社会復帰の準備を整えようと思いました。
通所の前後の心境の変化は以下の感じです。
行って学びはあるのかな?
利用者さんと上手くやれるかな?
もっと早く利用すれば良かった!
今回はそんな私が感じる
就労移行のメリット7選をまとめました。
就労移行を利用しようか迷っている方の
参考になれば嬉しいです。
もくじ
①生活リズムを整えられる。
私が就労移行に通い始めて、
最も感じるメリットです。
現在は週3日の通所2日ですが、
決まった曜日の決まった時間に
就労移行という予定があることで
生活にメリハリができました。
相談して決められます。
通所すると適度な疲れもあり、
大きな悩みで合った睡眠障害も
次第に改善しています。
もう少し余裕ができてきたら
週5日の通所にしようと思います。
②コミュニケーションをとれる。
通所前は誰とも話さないのが当たり前で、
話すとしても店員さん程度でした。笑
ふと孤独感や将来への不安が頭を巡り
気分が落ち込むこともありました。
通所が始まってからは、
支援員さんや利用者さんと過ごす時間と、
一人のびのびやりたいことをやる時間との
切り替えができるようになりました。
通所が始まって3ヶ月ほどですが、
最近は孤独や不安を感じることなく、
より一人の時間を満喫できています。
③自己理解が深まる。
通所前に計画相談といって支援員さんと共に、
就職までの計画を立てる時間があります。
その中で、
⚫︎学歴・職歴
⚫︎知識・能力
⚫︎長所・短所
⚫︎得意・不得意
⚫︎興味・関心
⚫︎好き・嫌い
⚫︎理想の働き方
⚫︎理想の暮らし
⚫︎やりたいこと
⚫︎性格・価値観
などをじっくり考えることで、
自己理解を深めることができました。
意外と分かっていませんでした。
④障害理解が深まる。
私は発達障害(ASD)があり、
うつや双極性障害の経験があります。
これらの生きづらさを和らげるため、
発達障害や精神疾患がどんなものなのか
どう向き合っていくか調べてきました。
しかし、なかなか自分に合った
障害との向き合い方を掴めずにいました。
通所が始まってから、
自分と似た境遇の利用者さん
利用者さんを支えてきた支援員さん
と共に過ごしていく中で次第に
障害との向き合い方が掴めてきました。
貴重な学びになります。
⑤職業選びの幅が広がる。
支援員さんと共に自己分析を深めることで、
⚫︎どんな仕事をしたいのか?
⚫︎どんな雇用形態で働きたいのか?
⚫︎障害を開示するか?しないか?
などを改めて考えることができました。
また似たような境遇の利用者さんの
職業選びや就活の話を聞くことで、
より具体的にイメージができます。
私はまだ進路が定まっていませんが、
方向性は少しずつ定まってきました。
⑥スキルを身につけられる。
私の通っている事業所はITスキルが専門で、
事務作業やプログラミング、動画編集など
自身で選択して学習ができます。
私は通所前にITスキルに自信がなく、
何となく苦手意識がありました。
しかし学習していくと、
思いのほかスムーズに学習が進み
やっていて楽しさも感じます。
意外とやってみたら得意なことも
あるもんだなと思いました。
現在はWordPressやプログラミングを
中心に学習を進めています。
1つの有効な手段だと思います。
⑦励まされる。
他の利用者さん、支援員さんの存在は
社会復帰に向けた励みになります。
他の利用者さんの通所に至った経緯を
あまり詳しくは知りません。
しかし就労移行に通う必要がある
障害や病気を抱えています。
私もその一人です。
そんな方々と共に社会復帰という
共通の目標を目指して学習していると
とてもモチベーションが上がります。
そして支援員さんは、
私の理解に努めてくれて、
私に合った進路を共に考え、
私に必要な訓練を共に考えてくれます。
通所が始まって3ヶ月が経ちますが、
そんな励みもあり心身ともに調子を崩さず
休むことなく順調に通所できています。
さいごに
今回様々なメリットを紹介しましたが、
これらは自分に合った事業所を選べた
からこそ感じられたものだと思います。
就労移行を利用できる期間は、
原則2年間しかありません。
この2年間を有意義に過ごし、
社会復帰の準備を整えるためにも
事業所選びはとても大切です。
くれぐれもネットの情報や口コミで決めず、
足を運んで体験することをおすすめします。
就労移行選びのポイントは
こちらの記事でまとめています。
良かったらこちらもご覧ください。