この記事はこんな方に向けて書きました。
社会復帰に向けて体調を整えたい。
気分が上がるきっかけが欲しい。
私は現在は比較的落ち着いてますが、
うつ病を7年間拗らせてきました。
長年うつ病と付き合ってきたことで、
うつ病には段階がありその段階に応じた
回復へのアプローチがあることを学びました。
そこで私がうつの時にやって良かったことを
「初級」「中級」「上級」の3段階に分けて
紹介していきます。
今回は「初級」の9つを紹介します。
うつ病に悩んでいる方の回復への
ヒントになれたら嬉しいです。
もくじ
①日光浴をする。
幸せホルモンと呼ばれるセロトニンは
太陽の光を浴びることで分泌が促されます。
うつの時はセロトニンが不足しがちなので、
できるだけ太陽の光を浴びましょう。
セロトニンには体内時計を整える役割もあり、
睡眠の質を上げる効果も期待できます。
特に朝日を浴びることがおすすめです。
②お風呂に入る
「入るのがめんどくさい。」
「水道・光熱費がもったいない。」
などの理由でシャワーで済ませる方も
多くいらっしゃると思います。
私もうつのひどい時期はそうでした。
シャワーすら浴びない日もよくありました。
しかし入浴して体を温めることで
①心身共にリラックスできる。
②入眠がスムーズになる。
効果が期待できます。
熱すぎたり長く入りすぎたりは
逆効果になるので要注意です。
就寝の1時間以上前に、
38〜40°のお湯に10〜15分
浸かるのがおすすめです。
③読書する
うつの時に不安や焦りや悲しみが
頭をぐるぐる巡ってしまうことが
多くあると思います。
そんな時に私は本や漫画を読んで
その世界に没頭していました。
読む本は自己啓発書やビジネス書でなく、
エッセイ本や小説、自分の興味のある
ジャンルの本をおすすめします。
私のお気に入りの本です。
オードリー若林正恭さんの
「ナナメの夕暮れ」
https://amzn.to/3hqN9Zh
ハライチ岩井勇気さんの
「僕の人生には事件が起きない」
https://amzn.to/3UkcLW1
④テレビ・動画を観る
好きなテレビ番組や動画も読書のように
ネガティブな感情から離れることができます。
私はサッカー観戦、坂道グループの番組が好き
なのでよく観ていました。
番組や動画によっては、芸能人やYouTuberの
煌びやかな生活と自分を比べて落ち込むリスクも
あるので注意も必要です。
⑤映画を観る。
テレビや動画に比べてより没頭できるのが
映画の魅力だと思います。
映画の内容によっては励みとなり
気分が前向きになるものもあります。
少しお金はかかりますがサブスクで
幅広いジャンルの映画を気軽に観られるので
私はテレビや動画以上に映画を観てました。
私が観て特に励まされたのは、
「グレイテストショーマン」です。
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⑥ラジオを聞く。
私は芸人さんのラジオが大好きです。
うつで引きこもっていた頃に、
ラジオを聞いてクスッと笑えたお陰で
少しずつ気分が上がってきました。
私がよく聞くのは、
「アンガールズのジャンピン」
「オードリーのオールナイトニッポン」
「ハライチのターン」です。
自身の怒りや悲しみ、妬みなどの負の感情を
笑いに変える芸人さんに励まされました。
⑦音楽を聞く。
何の音もない部屋で一人でいると
思考もネガティブになりがちです。
そんな時に音楽をかけることで、
曲のリズムや歌詞に意識が向けられ
ネガティブな気分から離れられます。
うつにおすすめの曲と調べると、
沈んだ気持ちに寄り添った曲や
ヒーリングミュージックが出てきます。
しかし個人的には元気だった頃から好きな
アーティストや曲に励まされました。
⑧塗り絵をする。
塗り絵には自律神経を整えるために効果的。
という情報を聞いて試してみました。
私は絵の経験もなくむしろ苦手ですが、
今回の記事の中でも特におすすめです。
やって感じたことは、
○丁寧に塗ることで没頭できる。
○想像以上のクオリティに仕上がる。
○時間もかかるので達成感がある。
最近は大人用の塗り絵も多くあるので
気になった方は一度調べてみてください。
私はワンピースが大好きなので、
この塗り絵をやっていました。
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色鉛筆は12色あれば十分です。
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⑨瞑想する。
少しスピリチュアルな匂いがしますが、
今ではGoogleやAppleなどの一流企業も
メンタルヘルスのために実践しています。
もちろんうつ病で気分がネガティブな方も
思考をリセットする効果が期待できます。
姿勢や呼吸法はいろいろありますが、
目を瞑って深呼吸で十分です。
呼吸のみに意識を向けると
次第に頭が空っぽになります。
まずは5分程度から始めて
徐々に時間を伸ばすのがおすすめです。
最後に
できそうなことはありましたか?
「どれも難しそう…。」
と思った方はゆっくり休んでください。
無理してやることではないので、
気が向いたら試してみてください。
「もう少し頑張れそうかな。」
と思った方は中級編もぜひご覧ください。